出羽三山神社からのお知らせ

湯殿山は温泉の宝庫
2016-07-25
丹生水上神社 丹生鉱泉
丹生水上神社 丹生鉱泉

平成17年の湯殿山御開山1400年に併せ、信仰の証としての新しい施設を設けましたが、引き続き運営を継続して御来山の皆様をお待ちしております。

 

 

<本宮>‐湯殿山神社本宮御神湯(足湯)

湯殿山のご信仰は、宏大無辺なる、この世の全てのもの、何ものをも包みこむ慈しみの御心、また月山、羽黒山、湯殿山の三山を詣でることにより、過去、現在、未来を経る三関三度の教えによる、生まれ変わりの信仰とも言えます。

尽きることの無い、満ち溢れるような御神徳の如く、滾々と絶えることなく流れ出づる御神湯を身に纏われた大神様(御神体)は、時の移ろいの中にも其の御姿は変わらず、閉山中の厳寒期の10mを優に越える積雪の中にもぽっかりと、太古の御姿そのままに鎮まります。

梵字川の流れに耳を傾け、湯殿山のなだらかな山容を愛で、四季折々の眺め、草木のそよぎ、その香りを肌に感じながら、暫し俗世を離れてこの幽玄の世界に浸り、湯殿山のご信仰であります生まれ変わりの時を過ごし、心身ともにあらたかなる神の御恵を頂戴されんことを切に念じております。

 

○温泉地名       湯殿山仙人澤温泉

○利用施設名     湯殿山本宮御神湯

○使用源泉名   出湯大神

○御祭神          出湯大神(いでゆのおおかみ)

 

 

<参籠所>‐湯殿山参籠所丹生鉱泉御神湯風呂

現在利用できる湯殿山域で唯一の温泉施設で、御神湯の有難さに加えて、浴用は勿論ですが、飲用としての効能も認められています。

浴場は一般のものとは別に仙人沢の湯殿山参籠所の地階に設置、男女の浴場ともに神棚を設け出羽三山大神、丹生水上大神を祀り、設備は純木造、湯船は青森ヒバを用い、他は壁、天井等全て御神木の羽黒杉で拵えてあります。ただし、御神湯に浸ることを旨としておりますので、洗い場等はありません。体を洗われる方は、一階の一般浴場でのご利用をご了承ください。

こう言う事から、お賽銭を持って入浴なさる方もいらっしゃいます。どうぞご参詣の記念として、一度はご利用ください。

 

○温泉地名       湯殿山仙人澤温泉

○利用施設名     湯殿山仙人之湯

○使用源泉名   丹生水上神社

○御祭神         丹生都日女神(にぶつひめのかみ)

*詳しくは湯殿山参籠所ホームページをご覧ください。

 

 

<六十里越街道付近>

国道112号線より湯殿山有料道路に入り、湯殿山本宮方向に向かってしばらく行くと六十里越街道が横断している箇所があり、この地点より田麦俣方面へ川を越えて500mほど進み、湿地帯の開けた所が笹小屋跡である。ここは六十里越街道より湯殿山本宮へ向けての御参りの要路でもあり、注連寺、大日坊も出張所を設けて、参拝者の便を図っていたところで、少なくとも明治末頃まで茶屋も営なまれている。

この近くに元笹小屋跡鉱泉が湧き出ており、その成分は兵庫県の有馬温泉、北海道の浦臼温泉に次いで塩分濃度が非常に高く、海水の2倍近くもあり、にがり成分も濃縮せず利用できるほどで、これを用いて豆腐を作り提供していた。ここから川の左岸を上流に向かうこと1.5km程の仙人沢湯殿山参籠所へ通じる道が有り、この道を通って豆腐を運んでいたので今でもとうふ道と呼んでいるのはその故である。

六十里越街道を利用しての様々な事業の中で、このにがりを使って豆腐を作り、これを食材にした料理も種々考案され、湯殿山ホテルで提供していたが、現在沙汰止みとなっているのは、残念なことであり、復活を切に願うものである。

昭和48年社団法人山形県温泉協会発行の「山形県温泉誌」に詳しい成分が掲載されています。興味のある方はご覧ください。